レーシックをめぐる疑問点

レーシックは、高精度の医療用エキシマレーザーを角膜に照射して屈折を矯正することで、視力を回復させるという画期的な眼科手術です。米国では年間100万件以上が施術されており、日本でも厚生労働省により許可されているなど、確立された医療技術といえます。

しかし、どのような手術でもそうですが、人手による手術であり、手術という性質上角膜にキズがつくなど、確率的には非常に低いとはいえますが、手術によるリスクが伴います。

レーシックは角膜を削る手術のため、執刀医の技量に左右されます。手術を行った後に元にもどすことはできません。仮に手術のやり直しが必要な場合でも、角膜に必要な厚さがなければ、再手術を行うことはできません。そのため施術を受ける場合は執刀医の実績などから、腕の良い医師を選択する必要があります。

次に、手術後における感染症にも注意が必要です。実際に角膜を切ることにより、切り口から細菌などが入り、感染症になった事例もあります。術後の処置をしっかりしておけば、かなりの確率で抑えることは可能ですが、リスクがゼロになることはありません。

手術後における後遺症も気になるところです。人によって症状の出方は異なりますが、ドライアイ、充血、涙目、矯正視力の低下、などがあります。ごくまれですが、再近視化といって、視力がまた悪化してしまう方がいることも確かです。

これらの場合は、医師による処置が必要です。手術後の処置や検査を怠ることで、重大な症状に発展する場合もありますので、特に注意してください。