老眼

我々の眼の調節する力は、年齢とともに減少していくもので、ピントを合わせることのできる範囲は狭くなり、調節できる一番近くの点が遠ざかるもので、遠いところを見る視力とはなんら関係はありません。

普通ものを見るのにもっとも適した距離は、眼から30cmのところとされていますが、この位置のものが、よく見えなくなると、いよいよ老眼鏡の助けをかりなければなりません。これを老眼と呼び単なる老化現象で病気ではありません。
症状としては、本を読むときに本を目から離さないと良く見えない、薄暗いところでは小さな字が読みにくい、細かい仕事をすると目が疲れる、というものです。

日本人の場合平均45~47才ごろにころに老眼がでてくるといわれています。調節力の低下だけですから、遠視の人ははやく、近視の人はおそく老眼になります。
もちろん老眼になっても、以前使用していた近視や遠視のメガネは必要で、老眼用の眼鏡には、調節力の低下にそれまでの眼鏡の度をプラスしたものが、必要になります。

老眼になって、もし眼鏡を使わないと、眼ばかりでなく、体も疲れやすく、肩こりなどの原因にもなりますから、我慢せずに適切な老眼鏡を使用すべきでしょう。
強すぎる眼鏡も不適当で、眼の疲れる原因となります。老眼でなくても、調節に関係した筋肉などの障害でもおなじような症状が起こる場合がありますので、。やはり眼科専門医の検査を受ける必要があります。

また、若い人でも、大病の後など特にお産のあとなどに、調節に関係のある筋肉の障害を生じ、同じような症状が起こる場合がありますのでこのような場合も専門医に相談してください。