オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは、特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを装着することで角膜形状を変形して矯正し、主に近視の治療に効果があり、10才~65才くらいまでの幅広い年齢層に適応するもので、現在話題となっている方法です。

従来の眼科的近視屈折手術と異なり、酸素透過性の高いコンタクトレンズを夜間、主に就寝中に装着することで角膜形状を矯正し、レンズを外した後も一定期間裸眼視力を維持できることが大きな特徴といえます。

すなわて、夜寝ている間にレンズを装着し、朝起きたらレンズを外して日中は裸眼で過ごすという「夜間装用」が主流の使い方ですが、使う人のライフスタイルに合わせて装着スケジュールを決めることが可能です。

この方法は、視力が0.05~0.1程度の近視の場合、あるいはこれよりも軽い人の視力回復に効果あるといわれています。回復の程度は約1週間の治療で、0.7~1.0程まで視力が回復すると予想されていますし、また近視の進行を予防する効果も期待されます。

この治療方法にも、他のさまざまな治療法と同じく治療に対しての適性や効果の違いというものがあります。
本治療の効果が最大限に発揮できるのは、軽、中程度の近視の場合で、それ以上になると視力矯正効果はあまり期待できません。また乱視がひどいものはオルソケラトロジー用のレンズが対応できないことが多いため、あまり効果は期待できません。

また、基本的に視力矯正手術とは違い即効性がなく年齢や近視の強度によって、視力が安定するまでに時間がかかるのが普通です。